伊豆半島最南端・南伊豆町にある「下賀茂温泉」。 実はここには、 源泉温度85℃ 、 溶存物質1万mg/kg超 という、伊豆でも屈指の濃厚温泉が存在します。 しかも驚くべきことに、この高温泉を “加水なし”で楽しめる というのです。 今回宿泊したのは、明治37年創業の老舗旅館「ホテル河内屋」。 敷地内から湧き出す超高温源泉を、「湯雨竹(ゆめだけ)」という特殊な装置で自然冷却し、100%源泉かけ流しを実現しています。 実際に宿泊し、温泉・客室・料理を体験してきましたので、詳しくご紹介します。 下賀茂温泉とは? 下賀茂温泉は、伊豆半島最南端・南伊豆町にある温泉地です。 名勝「弓ヶ浜」から青野川を約4kmほど遡った場所に位置し、のどかな田園風景と豊富な湯けむりが印象的な温泉街です。 伊豆半島は海底火山群が隆起して形成された特殊な地形で、各地に高温泉が湧出しています。 その中でも下賀茂温泉は特に湯量が豊富で、毎分4000L以上という圧倒的な湧出量を誇ります。街中のいたるところから湯気が立ち上る光景は、まるで別府・鉄輪温泉を思わせる雰囲気です。 伊豆半島最南端 石廊崎 龍宮窟 下賀茂温泉のロケーション アオウミガメの産卵場所として知られる弓ヶ浜 長閑な南伊豆の街並み 河津桜の名所 青野川 あちこちに湯気 まるで別府鉄輪のよう ホテル河内屋 そして、この濃厚かつ高温の温泉を加水せず、源泉のまま楽しめる宿が、 「ホテル河内屋」さんです。 創業は明治37年で、下賀茂温泉の中でも有数の老舗です。 青野川のほとりに佇む抜群のロケーション。 ヤバいレベルの湯気です。 下賀茂温泉の泉質|伊豆屈指の超濃厚塩化物泉 下賀茂温泉の泉質は、 ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 。 pHは7.0の中性。 特筆すべきは、その圧倒的な成分量です。 ナトリウムイオン:2,526mg/kg カルシウムイオン:1,380mg/kg 塩化物イオン:6,314mg/kg 溶存物質総計:10,740mg/kg 伊豆エリアではトップクラスの濃度を誇る温泉です。 塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれ、皮膚表面に塩分の膜を作ることで熱を逃がしにくくする特徴があります。そのため入浴後も保温効果が長く続き、肩こり・神経痛・関節痛などにも良いと言われています。 実際、私自身も今回の滞在で強い温まりを実感、最近酷かった首の痛みが驚...